壁紙の穴は自分で直せる?補修方法と賃貸での注意点をクロス屋が解説
壁紙に穴があいたとき、「自分で直して大丈夫?」「賃貸だから退去費用が心配」と悩む人は多いです。
結論からいうと、小さな穴なら目立ちにくく補修できる場合もありますが、賃貸なら先に管理会社へ確認するのが安全です。穴の大きさや、壁紙の下地まで傷んでいるかで、やるべき対応は変わります。
この記事ではクロス屋目線で、自分で補修しやすい穴・業者に任せた方がいい穴・賃貸での注意点を分かりやすく解説します。

壁紙の穴は自分で直せる?結論
壁紙の穴が小さく、下地まで割れたりへこんだりしていなければ、自分で目立ちにくく補修できることがあります。
- 画びょう・ピンの小さな穴:補修しやすい
- ネジ・釘の穴:補修材で埋められるが、色合わせが難しい
- 物をぶつけてあいた穴:下地まで傷んでいる可能性がある
- 破れ・大きな穴:無理に触らず、業者へ相談した方が安全
ただし賃貸では、「補修できるか」よりも、勝手に補修して問題がないかを先に考えた方がいいです。
自分で補修しやすいのは小さな穴まで
画びょうやピンであいた程度の小さな穴なら、壁紙用の補修材で目立ちにくくできることがあります。
ただし、白い補修材をそのまま使うと、壁紙の色や柄によっては逆に目立つこともあります。ベージュ・グレー・柄物のクロスは、特に補修跡が残りやすいです。

ネジや釘の穴は慎重に
ネジや釘の穴は、画びょうより大きくなりやすいです。穴の周りがめくれていたり、下地がへこんでいたりするなら、補修材を詰めるだけではきれいに直りません。
穴に補修材を詰めすぎると、表面が盛り上がって余計に目立ちます。焦って隠そうとせず、少量ずつ確認しながら補修するのが大事です。
画びょう・ピン穴と、ネジ穴の扱いの違いは、こちらでも詳しく解説しています。
壁紙の穴を補修するときの基本手順
- 穴の状態を写真に残す
- 穴の周りのゴミや浮いた壁紙を取り除く
- 壁紙用の補修材を少量だけ入れる
- 表面をならして、しっかり乾かす
一度に盛りすぎないことがポイントです。少量ずつ埋めて、乾いたあとに確認した方が失敗しにくいです。
賃貸で勝手に補修するときの注意点
賃貸物件では、「きれいに直したつもり」が退去時に問題になることがあります。
似ていない柄の補修シールを貼ったり、色の違う補修材で埋めたりすると、補修跡がはっきり残ります。状態によっては、補修ではなく壁紙の張り替えが必要になることもあります。
自己判断で隠すより、まず管理会社や大家さんに相談する方が安心です。費用負担は契約内容や傷の状態によって変わるため、早めに確認しましょう。
退去時のクロス請求は、傷の原因だけでなく、貼り替えてからの年数も大事です。
業者に任せた方がいい壁紙の穴
次のような状態なら、DIYより業者への相談がおすすめです。
- 手のひらより大きい穴があいている
- 壁紙の下のボードが割れている・へこんでいる
- 穴の周りまで大きく破れている
- 同じ壁紙がなく、補修跡を目立たせたくない
- 賃貸で費用負担が心配

下地まで傷んでいる場合は、壁紙だけを貼ってもきれいには直りません。下地を補修してから、周りとなじむように壁紙を直す必要があります。
壁紙を張り替えることになったときの費用相場は、こちらで確認できます。
まとめ:小さな穴でも、まず状態確認が大事
壁紙の穴は、小さいものなら自分で目立ちにくくできる場合があります。
ただし賃貸では、勝手な補修が退去時のトラブルにつながることもあります。穴の大きさ、下地の状態、壁紙の柄を確認して、迷ったら管理会社や業者へ相談しましょう。
無理に隠そうとせず、状態に合った方法を選ぶことが、費用も見た目も抑えるコツです。